2013年7月26日金曜日

第一回 郡司清隆さんに取材 vol.2

2.公務員の仕事をしていて視野が広がったなと思ったことはなんですか?

 多くの経験をすることが出来たことです。現在市役所に入庁してから12年目です。これまで配属された職場では、戸籍係、再開発事業、中心市街地の活性化、桜島大正噴火100周年事業を経験してきました。一般事務職という形で入ってきているのですが、いわゆるなんでも屋さんです。多様な部署の仕事に関わることになります。多くの職場に行かせていただくことになります。
 特に宮崎市へ一年間行かせていただいたことは、新鮮でした。自分の自治体を中から見るのとは別で、違う視点から見ることが出来るようになりました。両方の市を比べて、より優れているところや、いいところ、やり方が効率的だなと思うことを発見することが出来ました。鹿児島市の場合は、国の省庁や関係自治体、民間企業、東京事務所などの県外に行くことがあります。鹿児島市役所だと転勤がないだろうな、というイメージもありましたが、意外と県外にも出るチャンスもあって、そこでの経験が自分の中の大きな糧になります。


3.公務員の仕事をしていて、今後していきたいことはなんですか?

 行政の仕事は、【行政が先にたって】行うものもあれば、【行政が支援をして】行うものもあります。私の場合は、民間の方を支援して、物事を進めていくという経験のほうが多いです。行政が支援をすることで市民の方の役に立てたり、民間のみなさんの夢だったり、計画だったりが実現していく。そういったことのお手伝いがこれからも出来ればいいなと思います。その人のその人だけじゃなくて、多くの市民の方々もそれが出来てよかったよね、というようなことがあると、それに関われてよかったなと思うことが出来ます。こうしたことは、これからもやっていきたいです。


4.取材を終えて

  今回の取材を快く引き受けてくださった郡司さん、本当にありがとうございました。郡司さんは、街づくりに関することに多く携わっていらっしゃって、鹿児島の街の裏側を知ることが出来てとても楽しかったです。また、最後の質問である今後に関して、人の夢を手助けすることに喜びを感じているということがとても印象に残りました。これからの鹿児島の街に注目です。
(インタビュアー:鹿児島大学法文学部3年 垂野円佳)




















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