2011年9月28日水曜日

【レポート】2011.9.24 夏のインターンシップ成果発表会

2011年夏、17名の学生が夏休みの約6週間各企業に『期間限定の正社員』としてインターンに取り組んできました。嬉しかったことも楽しかったことも、大変だったことも辛かったことも、全てが学生たちの成長につながった6週間でした。

事後研修は2日間で行いました。
1日目は今までの振り返り。インターン開始前に決めた目標、中間研修で決めた目標を見直し、自分がどれだけできたのかを考える時間でした。
みんなそれぞれ様々な経験をしているのに、なかなか言葉ではそれを伝えられず苦戦していました。でも、振り返ってみて『意外とやれていることもある』とか『受入先の方が自分に色々させてくれたことが改めてわかった』など、新しい気づきがいっぱいありました。

その振り返ったことを元に、
・インターン先で何をしたのか
・インターン中のストーリー
・気付き
・企業や地域への成果
という内容を中心に自分が何を伝えたいのか資料を作り、練習を重ねました。
中には伝えたい内容がまとまらず、朝の5時まで大学で作った学生たちもいたようです。

そしていよいよ当日!

ある学生Mはせっかく作った資料が消えてしまって、また一から作り直し。
でも寝ずに作ったので構成などは覚えていてなんとか発表に間に合いました。

また別の学生Cはアクシデントで3人で発表するところを1人で発表することに。
それでもあきらめずに『やります!』と力強くうなづきました。

そして本番…
予定より多くの方にご来場いただきました。
受入先の方、大学の先生、インターンOB、インターンに興味のある学生たち…

このインターンに参加した学生のAさんは「人前に立って話ことが死ぬほど苦手。今までの自分だったら絶対逃げ出している。2か月前の自分が今の自分を見たら変わりすぎてて驚く!」と言ってました。
その成長のきっかけをつくったのは私たちだったとしても、
がんばったのは学生自身。そしてその成長の機会を創り出してくださったのは受入先の方々。
その話を聞いたとき、成長を感じた瞬間でした。



1名欠席が出たものの、16名・8社の発表が無事に終了しました。
何名かの学生から出た言葉で『つながりが大事とこのインターンを通して気付いた』と。
一緒にがんばった仲間、大学の先生方、受入先の方々、それを通して関わった人々…
たくさんの方に支えられてこのインターンが行われていることに学生自身で気付いたようでした。

発表中、中には悔しくて涙を流す学生や、受入先の方の言葉に感動して涙を流す学生、インターンを終わりたくないと泣く学生、そして涙を流すほどのことはできてなくて自分にはまだやれることがあったんじゃないか、と感じる学生…それぞれ思ったこともあったようです。


この約6週間、いろいろありました。
それでもこの17名はやりぬき、乗り越えインターンを終了しました。

大事なのはこれから。
彼らが今後どう世の中に関わっていくかが私たちの“成果”だと思います。
今後も彼らを見守りつつ、そして新しくチャレンジしていく学生たちを増やしていきたいと思います。

この成果発表会を通して、
何よりもマチトビラスタッフが『この仕事をしていてよかった』と思った瞬間でした。
これからより一層、頑張っていきたいと思います。

皆様、本当にありがとうございました。







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